獣医療の進歩は目覚ましい限りです。予防や検査などの普及、食生活の向上など以前に比べるとペットの寿命も飛躍的に伸びました。しかし加齢を共に様々な変化があることをおうちの方は理解してあげてください。では、どのような状態になるのでしょうか・・・よく見られる症状をあげてみました。

椎間板ヘルニア、変形性関節炎

・元気がない
・動作が鈍い
・足に触れると嫌がったり、痛がる
・立ち上がるのが困難
・歩き方がなんだかおかしい
・歩くのが遅い
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僧帽弁閉鎖不全症、慢性心不全など

・咳をしたり、呼吸が速い
・少し動くだけで息があがる
・運動を嫌がるようになる
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歯肉炎、歯周炎

・口臭がひどい               ・歯がグラグラしたり、抜ける
・頬などが腫れる              ・歯茎が痩せて、歯が長く見える
・食事が思うようにできない

白内障、核硬化症

・目の奥が白くなってきた          ・物にぶつかったり、物音に敏感になる

認知症や感覚器、筋肉の老化など

・以前に比べると遊ばなくなり、寝てばかり  ・攻撃的になる
・トイレに失敗が増える           ・昼夜逆転の行動(夜中に鳴く、動き回る)
・反応が鈍くなったり、言うことを聞かなくなる

以上のような行動は人間でも見られます。ペットは人と比べて寿命も短い上に、可愛いので飼い主様もなかなか老化現象を受け入れることができない場合があります。しかし、大切な家族のための穏やかな老後の生活は一緒に暮らし始めた日から心掛けなくてはなりません。

美味しく食事ができ、楽しく遊べて、1日でも長く自分で排泄できる生活のためにこころがけてほしい
ことは・・・

・子供を望まなければ、早めに不妊・去勢手術をしましょう。
これだけで多くの病気を防ぐことができます。
・年齢や体質などに合わせて、正しい食事管理は必須です。
心臓や関節などに負担のかかる肥満になくれぐれも注意してください。
・適度な運動は大切です。
・病気の早期発見は言うまでもなく、ペットの体は加齢と共に変化します。
そのためには定期的な健康診断は必ず受けましょう。